約1年ぶりに訪れました。完全崩壊寸前でした。やがて藪の中に埋もれていくでしょう。
2024/11/14
かって、2人の仲間と供に小田原市内にある神社を探訪しました。有名神社だけでなく祠だけの社(やしろ)も対象としました(個人所有の社は原則除きました)。約10年かけて集めた資料を私家本にしてから早3年たち、記憶も次第に薄れてゆく中でもう一度この本を参考に振り返ってみようと思い立ちました。
曽我丘陵にある水神碑は三嶋神社境内、保命神社裏(注)、須賀神社の脇の水道堤、曽我別所公民館敷地内にあります。最近図書館の蔵本で「命の水 下曽我簡易水道の記録」という冊子の中に水神碑があることの記載がありましたのでe-bikeで現地を訪れました。根府川の水神碑を訪ねたときは苦労をしたのですが、今回は意外と簡単に見つかりました。立ち入り禁止のフェンスの外側(山側)に鎮座していました。
(注)保命神社境内にある水道記念碑(水道記念碑の中に龍神、水神祠があると書いてありますが、水源地付近は立ち入り禁止場所となっていて存在を確認できま せん)
白糸川に合流する萩野尾川の萩野尾橋の麓にあった水神碑(熊笹の中に埋もれていた)が白糸川最上部の第一水源地付近に移動されたというタウンニュースを見て訪れました。根府川で水神碑を知ったのは初めてです。5月18日号に掲載されています。
木々の緑に囲まれて見つけにくい場所でした。耳を澄ますと清流の音が聞こえてきます。神社を訪問すると、時々馴染みのない神様や御祭神に遭遇します。小田原市高田にある八幡神社の境内に道祖神、津島神社碑、阿夫利大神碑の他に明治8年の造立で4神が刻まれた石碑があります。そのうちの2神が埴安(はにやす)命です。聞き覚えのない神様で小田原では見かけません(埴安命:埴安比女命 埴安比古命)。造立の時4神にどんな祈りを込めたのでしょうか。{他の2神は少名彦命と大己貴命(大国主命)}
散歩の途中で通る新道建設中の道路のそばの仕切られた場所に道祖神(穴部の道祖神)があります。脇に屋根部分が破損した祠が置いてありますが道祖神と対ではないようです。屋根瓦の材料で一見手作り(?)に見えます。どういう由来の祠か判りません。
瓦質祠 |
国道1号線に面している駐車場の空き地にポツンと。。。