2021年11月9日火曜日

神社余談ー(No.18)  日本橋池州稲荷神社(2021/11/09)

 日本橋堀留町のビルの谷間に池州神社があります。中央区観光協会中👈👈の記事の中の東京名所図絵では「往昔小田原より移せし池州屋敷有りせしに此の名有りという、、」と書かれています。創建年代は不明で池州屋敷の池沼から出現した稲荷が日本橋通旅篭町の守護神として崇敬されてきました。一方由来板には喜久井大納言が建立(天保2年・1831年改築)したとあります。

2017/03/16


建立者は喜久井大納言と書いてありますが、
この名の大納言は不詳です
「小田原から移せし、、」とあるので調べてみたのですが、わかりませんでした。



2021年11月8日月曜日

神社余談ー(No.17) 東京吉原弁財天(2021/11/08)

秀吉との戦いに敗れた北条氏の滅亡後、多くの小田原人が江戸へ移住し、元吉原の創設者庄司甚右衛門(甚内)もその一人で、小田原北条氏の家臣とも言われ、吉原弁財天の玉垣にその名が刻まれ,又境内には甚右衛門の碑があります。老朽化した社殿は2012年(平成24年)に地元有志により今の形に改装されています。

2017/03/16

弁財天元宮へ

社殿中には琵琶を持った弁天様が鎮座

派手な壁画

1923年(大正3年)に発生した関東大震災の際、弁天池(花園池)に逃れ溺死した約500名の犠牲者を悼んで観音像が建立されています。

当時の弁天池と犠牲者

池は現在ではごく一部のみ


吉原観音

今でも、作家で僧侶の家田荘子氏が犠牲者供養のため読経を行っています(2019年10月24日の東京新聞の記事)