2024年7月16日火曜日

神社余談ー(No.81) もう一つの稲荷祠(2024/07/16)

 相模国風土記稿によると東大友に2ヵ所の村持ちの稲荷社があります。一ヵ所はすでに判っていますが、もう一ヵ所は判りませんでした。今回が最後だと思って見当を付けた場所に行ってきました。やはり見つかりませんでした。雨が降ってきたので帰ろうとした時、たまたま道祖神がある場所付近のお屋敷の庭先に年配の男性がいたので聞いてみました。幸運なことに、子供の頃にそこで遊んだ覚えがあるといって場所を教えてくれました。

2024/07/14
前方奥の林の中に鎮座

稲荷石祠
無数のヤブ蚊に襲われました。今では訪れる人も
いないようです

もう一つの稲荷祠です。中に大友稲荷大明神のお札があります。
2024/07/14


2024年7月5日金曜日

神社余談ー(No.80) 成田三島神社の水神祭(2024/07/05)

 三島神社の氏子ホームページに7月1日11時30分から水神祭(儀式だけ)があるという記載があったので行ってみましたが、既に終わった後でした。境内御神輿庫隣の石碑にしめ縄が飾られ、別の場所にある(桑原南信号傍)水神碑も同様でした。

    神社境内


○○大神

御神輿庫

    県道711号線桑原南信号東へ入り小橋を渡った農地の角

道祖神も鎮座


2024年6月6日木曜日

神社余談ー(No.79) 根府川の水神碑を訪れる(2024/06/06)

 白糸川に合流する萩野尾川の萩野尾橋の麓にあった水神碑(熊笹の中に埋もれていた)が白糸川最上部の第一水源地付近に移動されたというタウンニュースを見て訪れました。根府川で水神碑を知ったのは初めてです。5月18日号に掲載されています。

木々の緑に囲まれて見つけにくい場所でした。耳を澄ますと清流の音が聞こえてきます。



2024年5月18日土曜日

神社余談ー(No.78 ) 放棄された祠?(2024/05/18)

 時々通過する道ばたに祠がゴミと一緒に置いてありました。御霊(魂)抜きはしてあると思います。色々事情があるかもしれませんが、それにしても。。。







2024年5月17日金曜日

神社余談ー(No.77) 4神が刻まれた石碑(2024/05/17)

 神社を訪問すると、時々馴染みのない神様や御祭神に遭遇します。小田原市高田にある八幡神社の境内に道祖神、津島神社碑、阿夫利大神碑の他に明治8年の造立で4神が刻まれた石碑があります。そのうちの2神が埴安(はにやす)命です。聞き覚えのない神様で小田原では見かけません(埴安命:埴安比女命 埴安比古命)。造立の時4神にどんな祈りを込めたのでしょうか。{他の2神は少名彦命と大己貴命(大国主命)}


埴安命(神)とは田畑の土の神、肥料の神、農業神、陶磁器の神、鎮火等の神で伊邪那美命の屎(糞)から生まれたと伝えられています。




2024年5月13日月曜日

神社余談ー(No.76) 道祖神脇に置かれている瓦質焼成祠(2024/05/13)

 散歩の途中で通る新道建設中の道路のそばの仕切られた場所に道祖神(穴部の道祖神)があります。脇に屋根部分が破損した祠が置いてありますが道祖神と対ではないようです。屋根瓦の材料で一見手作り(?)に見えます。どういう由来の祠か判りません。



いつも道祖神に目が行っていたので特に気にもしませんでしたが、今回初めて気がつきました。いわゆる石の祠ではありません。
瓦質祠

      (参考)道祖神と石祠(井細田付近)

瓦質焼成の祠で調べてみると、岡山吉備地方の荒神信仰の荒神祠に酷似していました。
「廿日市ぶらり」さんの記事(2013年): https://blog.goo.ne.jp/hera_001/e/e88c258e5ea549be74f1a01cfe51a599

西郊民俗談話会「民俗学の談話会」さん(2010年):愛知県三河地方では家や土地の守り神であり必ずしも火の神とは限らない。
   https://www.seikouminzoku.net/sub7-11.html



2024年5月6日月曜日

神社余談ー(No.75)  居心地が悪そうなお稲荷さん(2024/05/06)

 箱根登山電車の入生田駅を降りると正面の鬱蒼とした斜面に鳥居が見えます。


2021/05/07


                                      

最近、気がつくと斜面の雑木林がなくなっていました。鳥居と祠は居心地が悪そうに見えます。

2024/04/25




2024年4月18日木曜日

神社余談ー(No.74) 早川天神社 社殿の裏側 (2024/04/18)

 早川にある天神社の石段脇には江戸初期の頃の貴重な庚申塔が5基もあります(No.62に関連記事があります)。           

石段の先に社殿
2008/04/16に訪問
(2006年に新築されています)

現在ヤブと木々に覆われ社殿まで行くことができません。

2024/04/15
林の中に社殿があります
(紀伊神社の祭礼は27,28日です)

     
4月15日にe-bikeで一夜城跡に行った帰り、たまたま下りにカーブする場所の左前方に社殿らしき物が見えました(一瞬ですから車では見逃してしまいます)。


社殿の裏側と思われますが、久しぶりに拝見しました。

2024年3月30日土曜日

2024年3月24日日曜日

神社余談ー(No.72)  路傍の社(続編15)(2024/03/24)

 国道1号線に面している駐車場の空き地にポツンと。。。




一応水神さんでしょうか? 日本新薬工場の裏側で地下水が豊富な場所です。

近くに酒匂川漁協があります。水神碑と鮎の供養碑があります。手前前方は酒匂川です。


2024年3月22日金曜日

神社余談ー(No.71) 行く先は江の浦 幟の立つ龍神宮(2024/03/22)

 3月の第三火曜日は(3月19日)江の浦龍神宮の例祭日でした。この日に行くつもりでしたが、あまりの強風で断念して風の収まった3月21日に訪れました。Google Mapで見ると片道13km、自転車で約1時間の距離です(実際の走行距離は往復約35km)。幹線道路である135号線をなるべく避けながら石橋、米神の旧道と根府川駅付近から740号線(小田原ー湯河原道路)を利用して小田原文化財団小田原測候所手前の道を海岸方向に下っていきます。途中の展望台から眺める海の景色は圧巻です。途中でかって訪れたいくつかの神社に寄りながら、出発してから2時間後にようやく幟の掲げられた社の鳥居をくぐり参拝をしました。

下り途中での景色

135号線まで下りきる途中に龍神宮がありますが、急カーブの場所であり注意しないと見過ごします。

海の安全と関係者の安寧を祈願しました

(竜神宮→龍神宮)

途中、米神の八幡神社、根府川寺山神社、江の浦大美和神社等を訪れました。普通の自転車では体力的にとても行けない場所なので諦めていたのですが、電動自転車のおかげで、なんとか当地の美しい海岸の眺めといくつかの神社を訪れることができたのは幸運でした。

2024年3月19日火曜日

神社余談ー(No.70) トンネルを越えたら橘地区(2024/03/19)

 田島峠をe-bikeで上りトンネルを抜けました。目的は沼代の明神神社です。前回(2009年)に訪問してから15年経ちます。

上町隊道トンネル

明神神社の手前にある稲荷社の遠望

狭い急坂を上ります

天正12年(1584年)の馬頭観音碑

稲荷社はだいぶ老朽化しています


脇を通り抜けると明神社への階段があります。

境内は管理されているようです

帰路で道すがら中村原、小竹方面の稲荷社、秋葉社、八坂社、白鬚社等も訪問しました。