かって、2人の仲間と供に小田原市内にある神社を探訪しました。有名神社だけでなく祠だけの社(やしろ)も対象としました(個人所有の社は原則除きました)。約10年かけて集めた資料を私家本にしてから早3年たち、記憶も次第に薄れてゆく中でもう一度この本を参考に振り返ってみようと思い立ちました。
風土記には稲荷社の記載があるが、確認できなかった。
風土記には稲荷社の記載がある。お寺は管理状態が非常に良い。
風土記には淡島社と山王社の記載があるが不明であった。文政10年と彫られた小石祠がある。
お寺は 1505(永正2年)年創建(1584年という説もある)で東海道の板橋見付けにあり、「西向き稲荷」も護り神として境内で祀られていた。昭和30年代に区画整理などでお寺と共に現在の場所に移転した。風土記には早川庄板橋村で記載されている。但し大黒天はあるが「稲荷」の記載はない。
風土記に稲荷社の記載があるが、見当たらなかった。
お寺は城山陸上競技場へ行く道路の途中に有り、急坂を上がった場所にあります。
大稲荷神社の隣りに位置しています。風土記には弁天社と白山社の記載があります。大稲荷神社の鳥居のすぐ横で入り口付近に白山社祠があります。気がつかないかもしれません。曹洞宗(永平寺)の護り神が白山妙理大権現です。
毎年七福神巡りの巡礼者でにぎわいます。
小田原七福神の毘沙門天(室町時代の作とされている)を祀る堂がある。資料によると紆余曲折を経て1911年(明治44年)に安置されたという。
風土記には記載ありません。
お寺の入り口が国道255号に面していて、市役所ケヤキ通り信号付近(寺町信号)にあります。裏が山王川です。
風土記では「番神堂」の記載があります。なお境内に小田原市指定重要文化財の桐大内蔵(きり-おおくら 江戸時代前期の女歌舞伎役者)の墓があります。
箱根登山大雄山線の上多古に妙泉寺第一、第二踏切があります。