祭 神:伊弉諾命
由 来 : 宝徳元年(1449)に旧沼代村の鎮守として勧請され、古くは若一王子社と称した。最
近の調 査でこの時に棟上げされたと記す棟札や天文 11 年(1542)、天正 19 年
(1591)の棟札が見つ かっている。拝殿内に、明治 23 年(1890)の「天の岩戸」の絵
馬、同 33 年(1900)の在郷軍人会 の写真等が掲げられている。
境 内:鳥居をくぐって 10 数段の石段を上がった左右には大杉がそびえ、樹林に囲まれた
敷地は 広々としていて、手水、灯篭、狛犬、拝殿などが整っている。鳥居脇には日
露戦争戦死者 の碑が建ち、「花はみな散る覚悟にて咲きにけり」と裏に彫られてい
る。境内入り口の左脇 に苔むした石仏がある。近くの公民館下に弁財天や天満宮の
祠がある。
行 事:例大祭は4月第1日曜日。神輿にお祓いをした後、 関係 者による祝宴が催され
る。氏子数は沼代地区の 43 世帯。
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