2020年5月16日土曜日

神社(No.163)ー上町 大塔稲荷神社(2020/05/16)

祭 神:護良親王(後醍醐天皇の皇子)  宇迦之御魂神
由 来:大塔(だいとう)家の屋敷神である。建武2年(1335)7月に鎌倉で足利方に暗殺され
   た大塔宮護良親王(おおとうのみやもりながしんのう)の首を側室の南の方が後醍醐
   天皇のいる京都に運ぶ途中、当地で親王の子を出産後死去した。これを偲んで神社
   を建立したと言わ れている。産まれた男子は成長して大塔姓を名乗ったとのことで
   ある。この伝説は他地方にもある。なお当家は代々名主を務め、日蓮宗広宣寺の開
   基(応永 30 年・1423)である。
境 内:大塔家の脇の小高いみかん山の頂上にある。みかんの木々に囲まれ広さ 20 坪ほど
   の一郭 にガラス戸の小屋に祀られている。背の高い桜の木が1本立っているのが印
   象的である。





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