祭 神:インド神話十二天(帝釈天 火天 炎魔天 摩利天 水天など)
由 来:旧曽我村の平和と氏子の繁栄を祈念して建立された。江戸時代までは十二天社と言
っていたが明治になって、天津神社と改名し、その後一旦宗我社に合祀された。ご
神体は十二天 で、下の写真のように5枚の板に描かれていて、大変珍しい。裏書で
元禄12 年(1699)造立と分かる。由来書板に、東方帝釈天、東南方火天、南方焔
摩天、西南方羅刹天、西方水天、 西北方風天、北方毘沙門天、東北方伊舎那天それ
に天地を守る梵天と地天、更に日、月、 星宿の守護神である日天、月天と言う十二
天尊神を祭神として、旧曽我岸村の平和と氏子の繁昌守護を祈念して造立されたと
記されている。
境 内:道祖神、由来板などがある。昔は立派な森があり、大きな松があったという。そし
て社地裏には、十二天川があり始終水の絶えることがなく多くの田畑を潤してき
た。少し下の所に公民館があり、ここは元地蔵堂があったところらしく、横に地蔵
さんがあり、また公民館の中には、木造の閻魔さんや、薬師像がある。
行 事:例祭は9月最終土・日曜日で、土曜日が天津神社の例祭で、日曜日には宗我神社の
例祭に参加する。土曜日には曽我病院敷地内にある山車格納庫から公民館まで、
山車がお囃子を奏でながら巡行する。お囃子はしっかりと若者に引き継がれてい
る。 氏子数:約 300 世帯
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